昔、本当に見た夢→起きた後の話

ありがちとはいえ、
あまりにもよく出来た話だったので、とりあえずあらすじを落書き帳にメモっておいた。
夢にありがちなありえない物理法則とか常識とか、その辺はうにゃにゃにゃにゃ、ということで。
主人公とへそ曲がりの絵も描いておいた。
へそ曲がりの名前は「イシマル」くんでした。
きっと「石丸」なんだろうな。
しかししょせんはありがち話なので、今までこの話を漫画化しようと思ったことは
一度もないのだった。残念。
で、「嘘と約束」を描き始める前。
盗賊の親分キャラがほしいなあと思って、あれこれ落書きしてみたんだが、
どうもいい感じにならない。
長編も3作目だったので、キャラ設定のレパートリーも尽きかけてたような気もする。
で、気分転換に古い落書き帳見て、
「ああ、そういえばもっと古い落書き帳にイシマルくんがいたなあ」
ということで、久しぶりに描いてみたら、
暑苦しいくせ毛の黒髪がいい感じで、即OKになってしまったのでした。
で、盗賊といえば曲刀がお似合いよ、っと彼だけあーんな剣を持ってる設定にしてみたんだが。
・・・だから胡散臭く見えるんだな。

昔、本当に見た夢

それはコンピュータに支配された未来世界(ありがち)
地下に潜伏するレジスタンスたち(やっぱりありがち)
そのなかで、
孤児が集まった10代ばかりのレジスタンスグループ(ものすごくありがち)
でもって
難攻不落のメインコンピュータ区画へ
なぜか彼らだけが潜入できてしまう(あるはずないだろ、と思いつつセオリー)
でもって残念ながら攻略できず、危機に陥り、
「おれ達は諦めない。必ず戻ってきておまえを倒す」
と宣言して再び地下へと去っていく。
(悪役が「覚えてろよ!」と言うとただの捨て台詞だが、
主役が言うとなぜかカッコイイ。
どっちも諦めが悪いだけだと思うが)
学生時代に見た夢で、
主役は直情ばかの熱血少年(夢なのに自分ではない)。
直毛の黒髪で14歳。
その脇にいたへそ曲がりなことばかり言ってる参謀役の少年。
くせ毛の黒髪でなぜかねじりハチマキをしている(ほんとにねじりハチマキだった)。
逆三角、三白眼の目。
実は、
この根性まがり、紆余曲折の末の成れの果てがシルヴァです。